自律神経失調症

自律神経失調症は、私たちの身体を自動でコントロールする自律神経のバランスが乱れる事により引き起こされる症状です。

自律神経には、二つの役割があり日中や活動時に働く「交感神経」と、安静時や睡眠時に働く「副交感神経」の二つがあります。

この二つの神経のバランスが崩れるとと、自律神経失調症が生じることがあります。

自律神経は以下のような私たち日常生活に必要不可欠な重要な機能を調整しています。

• 呼吸: 酸素の取り入れと二酸化炭素の排出
• 体温調節: 体温を一定に保つ
• 血液循環: 全身への血液供給
• 消化: 食べ物の消化と栄養素の吸収
• 排泄: 不要な物質の排出
• 生殖: 生殖機能の調整
• 免疫: 病原体から体を守る

私たちの身体は、相互作用の働きが有り、全てが密接に関連しています。特に、背骨や骨盤の位置がずれてしまうと、体内のバランスが崩れ、これが自律神経にも影響を及ぼします。

自律神経失調症の大きな原因の一つは、この身体のゆがみにあるんです。

また、脳の機能や腸内環境の乱れも自律神経失調症に大きく関わっています。脳は私たちの身体の指令塔であり、その機能が乱れると、自律神経にも悪影響が及びます。さらに、私たちの腸は、第二の脳とも呼ばれるほど重要で、腸内環境が悪化すると自律神経のバランスを崩してしまうのです。

では、どうすれば良いのでしょうか？答えは、身体のゆがみを整え、脳と腸内環境の健康を保つことにあります。

背骨や骨盤を正しい位置に戻すことで、内臓への負担を軽減し、脳の機能を正常に保ちます。これにより、自律神経のバランスが整い、心身ともに健康に導かれます。
自律神経失調症を根本から改善するためには、身体だけでなく心のケアも欠かせません。姿勢が改善されることで心も軽くなり、ポジティブな気持ちが増すことでしょう。さらに、腸内環境を整えることで、心の安定にもつながります。

結局のところ、自律神経失調症の改善には、心と身体の両方をケアすることが重要です。

皆さんの身体と心を整えるお手伝いをすることで、自律神経失調症という症状の改善に寄り添います。自律神経失調症に立ち向かうためには、この複合的なアプローチが不可欠で、心と身体の調和が鍵を握っているのです。