ばね指と腱鞘炎の違いとは?症状・原因・対処法をわかりやすく解説

「指が痛い」「動かすと引っかかる」「朝にこわばる」
このような症状があると、ばね指や腱鞘炎の可能性が考えられます。

両者は似た症状が多く、「同じものなの?」「何が違うの?」と疑問に感じる方も少なくありません。
ここでは、ばね指と腱鞘炎の違いについて、わかりやすく解説していきます。

腱鞘炎とは?

腱鞘炎とは、指や手首を動かす腱と、それを包む腱鞘との間で炎症が起こった状態を指します。

腱は筋肉と骨をつなぎ、指や手首を動かす重要な組織です。
その腱が通るトンネル状の部分を「腱鞘」と呼びますが、繰り返し使いすぎることで摩擦が増え、炎症が起こります。

主な症状

  • 指や手首の痛み

  • 動かしたときの違和感

  • 腫れや熱っぽさ

  • こわばり感

初期段階では軽い痛みや違和感程度ですが、放置すると症状が強くなり、日常生活に支障が出ることもあります。

ばね指とは?

ばね指は、腱鞘炎が進行した結果として起こる症状です。

炎症によって腱や腱鞘が厚くなると、腱の動きがスムーズにいかなくなります。その結果、指を曲げ伸ばししたときに「カクッ」と引っかかる動き(弾発現象)」が生じます。

主な症状

  • 指の曲げ伸ばし時の引っかかり感

  • 動かすとバネのように跳ねる

  • 朝に特に症状が強い

  • 痛みを伴うことが多い

悪化すると、指が途中で止まってしまい、自分で伸ばせなくなることもあります。

ばね指と腱鞘炎の違い

簡単にまとめると、

腱鞘炎:炎症による痛みや違和感が中心
ばね指:引っかかりやバネのような動きが出現

という違いがあります。

つまり、ばね指は腱鞘炎が進行した状態と考えると理解しやすいでしょう。

なぜ起こる?主な原因

ばね指・腱鞘炎の原因として多いのは、指や手首の使いすぎです。

代表的な原因

  • スマホやパソコンの長時間操作

  • 家事や育児での繰り返し動作

  • 手を酷使する仕事(調理、美容師、工場作業、事務作業など)

  • スポーツや楽器演奏

また、姿勢不良や首・肩・肘の動きの悪さによって、手首や指に負担が集中しているケースも少なくありません。

放置するとどうなる?

初期の腱鞘炎は、安静や生活習慣の見直しで改善が期待できます。
しかし放置してしまうと、炎症が慢性化し、ばね指へと進行する可能性があります。

さらに悪化すると、

  • 指が動かなくなる

  • 強い痛みが続く

  • 日常生活や仕事に大きな支障

といった状態になることもあります。

改善・予防のために大切なポイント

ばね指・腱鞘炎の改善には、手や指だけでなく、身体全体のバランスを整えることが重要です。

日常で意識したいポイント

  • 長時間の同一動作を避ける

  • こまめに休憩を取る

  • スマホ・PC作業時の姿勢改善

  • 肩・首・腕のストレッチ

症状が軽いうちからケアを行うことで、悪化や再発を防ぐことが可能です。

まとめ

ばね指と腱鞘炎は密接に関係しており、
腱鞘炎 → ばね指へ進行するケースが多いという特徴があります。

「少し痛いだけだから」と我慢せず、
違和感の段階で対処することが、早期改善のカギになります。

指や手首の不調でお困りの方は、早めのケアを心がけましょう。

八幡五所整骨院