「夜になると脚が落ち着かない…」それ、レストレスレッグス症候群かもしれません|症状の特徴と体から考えるケアの視点

「布団に入ると脚がムズムズして眠れない」
「じっとしていると脚に違和感が出て、動かさずにいられない」

このような症状が続いている場合、レストレスレッグス症候群(RLS:むずむず脚症候群) が関係している可能性があります。

RLSは、神経系の働きに関係する疾患で、特に睡眠の質を大きく低下させることが知られています。
日中の疲労感や集中力低下、生活の質の低下につながるため、早めの理解と対応が大切です。

レストレスレッグス症候群の特徴的な症状

RLSの症状には、いくつかの特徴があります。

① 安静時に症状が出る

座っている時や横になっている時など、体を動かしていない状態で症状が出やすいのが特徴です。


② 夕方から夜にかけて悪化する

日中よりも夕方~夜間に症状が強くなる傾向があり、入眠障害の原因になります。


③ 動かすと一時的に楽になる

脚を動かしたり、歩いたりすると一時的に症状が軽くなる点もRLSの大きな特徴です。

なぜ「脚を動かしたくなる感覚」が起こるのか?

医学的には、脳内のドパミン神経系の働きの異常と、鉄代謝の関与が大きな要因とされています。

ドパミンは、運動調節・感覚制御に関わる神経伝達物質です。
この働きが乱れることで、感覚の過敏化や違和感が起こりやすくなると考えられています。

また、鉄はドパミン合成に不可欠な栄養素であり、
脳内鉄不足がRLS症状を悪化させる要因となることも分かっています。

併発しやすい疾患・状態

RLSは、以下のような疾患や状態と併発しやすいことが知られています。

  • 腰椎椎間板ヘルニア

  • 腰部脊柱管狭窄症

  • 糖尿病性神経障害

  • 慢性腎不全

  • 妊娠中

これらの状態では、神経刺激・血流障害・代謝異常が起こりやすく、RLS症状の誘因となる場合があります。

整体的視点で考える「体の環境」

整体では、RLSを神経疾患として治療することは行いませんが、
症状が出やすい体の状態を整えるサポートを目的として施術を行います。

① 腰・骨盤の動きの低下

腰椎や骨盤の動きが低下すると、下肢神経への物理的ストレスが増えやすくなります。


② 下肢筋群の緊張と循環低下

太もも・ふくらはぎ・股関節周囲の筋緊張が強いと、
血流やリンパ循環が低下し、神経環境の悪化につながります。


③ 姿勢不良と自律神経バランスの乱れ

猫背・反り腰・長時間の座位姿勢は、
自律神経の調整機能に影響し、夜間に症状が出やすい体内環境を作ります。

八幡五所整骨院